不動産の査定方法や査定基準について | 堺市で不動産買取を行うホームランド住宅販売株式会社

堺市で不動産の買取を希望する人は、まず「不動産の査定」を受けなければなりません。査定とは要するに「どれだけの価値があるのか調べること」ですが、売る側としてはどのような基準で不動産の価値を決めているのかを知りたいのではないでしょうか。

長年不動産に携わってきたホームランド住宅販売株式会社が、不動産の査定方法や査定の基準などについて解説します。

不動産の査定は、大きく分けて「簡易査定」と「訪問査定」に分かれます。

価格の決め方には、「取引事例比較法」「原価法」「収益還元法」などがあります。

「取引事例比較法」は査定する不動産と似た条件を持つ成約の事例を参照して価格を決める方法で、「原価法」は査定時点で新築した場合の価格から築年数に応じて減価修正をして価格を決める方法です。また、「収益還元法」はその不動産が将来的に生み出すことが期待される収益によって価格を決める方法で、対象物件や目的によって使い分けます。

不動産の査定には、大きく分けて3つのチェックポイントがあります。

1つ目は「家の中」についての査定です。水回りや壁の劣化だけではなく、いかに使いやすい間取りであるか、家事動線は使いやすいものであるか、設備の機能性はどうであるかなどの居住性の高さがチェックされます。特に温水洗浄便座やIHコンロなどの機能性の高い設備が整っている不動産は、評価が高くなる傾向にあります。

2つ目は「家の外」です。屋根・外壁・基礎の劣化状態や、駐車スペースの広さなどを見ます。自然災害の多い日本では、屋根や外壁の劣化が大きなマイナスポイントとなります。

3つ目は「立地の状況」です。特に重視されるのが日当たりの良さで、日当たりが悪いほどマイナスポイントとなります。その他にも近隣との距離や建物前の道路の幅など、居住における利便性を左右する部分は査定のポイントになります。